部署異動は自己申告制、評価制度もクリア。グローバルに活躍する株式会社アドウェイズは自由そのものだった!

新アド事務局

インタビュー

皆さんこんにちは。新アドアドバイザーの山崎です。今日は株式会社アドウェイズにお邪魔しています。成功報酬型広告の市場でトップシェアを誇る会社として知られている同社ですが、近年はスマートフォン向け広告配信サービス「AppDriver」をはじめとする画期的な新規事業を数多く立ち上げていて、まさに業界を牽引するパイオニアと言える会社なんです。

そんなアドウェイズさんのHRM担当執行役員として、採用活動を指揮している松嶋良治(まつしま・よしはる)さんに、同社の活躍の秘密と、採用に対する想いについてお話をうかがいます。

 

<お話を聞いた人>
株式会社アドウェイズ
HRM担当執行役員 松嶋良治(まつしま・よしはる)さん

 

倒産しない会社はない。
だから失敗を恐れていたらもったいない!

 

山崎   まず、事業内容をうかがっても良いでしょうか。アドウェイズさんは数多くの新規事業を手掛けていらっしゃるので、その事業内容をひとことで説明していただくのはむずかしいかもしれませんが・・・

 

松嶋さん   いえいえ、簡単に言うと、「インターネット事業を行う会社」なんです。その中で、最初に「広告」という事業を手掛けたのは、「創業時にたまたま事業化しやすい分野だったから」ということに過ぎません。実際のところ、国内や海外でのEC戦略をバックアップするデータ事業や、アプリ・メディア事業など、広告分野に当てはまらない事業は全体の2割の比重を占めていますし、将来的には「広告会社」ではない企業になっている可能性も充分にあります。

ただし、すべての事業に共通するのは、顧客や社会に「なにこれ すげー こんなのはじめて」を提供するというスローガンと、「人儲け」という経営理念です。

 

山崎   とてもユニークなスローガンですね。「パイオニア企業として誰もが手掛けたことのない事業を創造していく」ということだと思うのですが、これは容易に実現できることではありませんよね?

 

松嶋さん   もちろんです。なぜアドウェイズが新規事業に強みを発揮できているのかというと、その大きな理由の一つに自社で開発チームを持っているということがあげられます。新しい事業を行うときには、必ず開発という手順が伴い、これを他社に外注するとなると失敗したときのリスクが大きくなります。ただ、アドウェイズは創業時からSE(システムエンジニア)比率が高かったんです。だから成功・失敗にこだわらず、多くの手を打っていったほうが効率が良かった。別の言い方をすれば、失敗も経験値として蓄積し、成功の精度をあげることのできる土壌ができていると言えると思います。 

 

山崎   アドウェイズさんが、かなり早い時期から海外市場に進出していることも、それと関係がありますか?

 

松嶋さん   はい、大いにありますね。一時期、「中国に進出した会社のほとんどは業績悪化するか、倒産する」なんて言われていたことがありますが、馬鹿げた話です。死なない人間がいないのと同じように、倒産しない会社はありませんからね。失敗を恐れて国内市場だけにしがみつくより、海外市場をどんどん開拓したほうが絶対にいいはずです。

 

面接は2時間でも足りない 
学生と同じ目線で、本音が出るまでとことん話す

山崎  ところで、ITベンチャーの多くが会社説明会を東京と大阪の2拠点で行っている中、御社は全国9カ所でセミナーを開催しています。地方での人材採用に力を入れているのはなぜですか?

 

松嶋さん  優秀な人材は、首都圏だけにいるとは限らないからです。むしろ、これまでの経験上、地方にいる人のほうが入社後に活躍してくれるケースが多いです。

 

山崎  それはちょっと意外な気がします。なぜでしょう?

 

松嶋さん  地方から上京して入社する人のほとんどが、環境の大きな変化に直面するということが大きいと思います。家族や親類、友だちなどのいない土地で、社会人としての新たな生活を始めるにはそれなりの覚悟が必要なわけで、仕事に向かう真剣度が高いのです。実際、地方で行うセミナーにしても、首都圏で行うものと比べて学生の熱意があると感じることも多いです。

 

山崎 御社では、グループ面接を行わないそうですね。

 

松嶋さん 僕自身、就職活動をしていたときに「マンツーマンじゃないとしゃべらない」なんて言い張って、企業から大学に苦情を持ち込まれたくらいですからね(笑)。よく、「学生と企業は対等です」なんて言いますけど、グループ面接をやっているうちはタテマエに過ぎないと思います。

最終面接は僕が担当し、2時間くらいかけてやりますが、できればもっと長くやりたいくらい。飾り立てられたきれい事の言葉ではなく、ホンネで語り合うことで、相手がアドウェイズで活躍できる人かどうかを真剣に見極めることを心掛けています。

 

山崎 どんな人が「アドウェイズで活躍できる人」なのですか?

 

松嶋さん まず、インターネットに強い関心と探究心を持っていることが重要です。すでに多くの人が指摘していますが、インターネットはパソコンやスマートフォンなどの通信機器に限らず、すべてのものにつながる「IoT(Internet of Things)」の時代に入っています。ですから営業職にしても、クライアントのふところに飛び込んで、根性と人柄で仕事をとってくるというようなやり方は通用しなくなってきていて、複雑化したテクノロジーを理解し、多様な要望に応えられなければやっていけません。そのためには、相当の探究心が必要だし、人から知識を吸収するためには謙虚さもなければなりません。

 

会社は何も指示しない
キャリアを決めるのはあくまで「自分」

山崎   入社後の社員の方々は、どのようにキャリアを築いていくのですか?

 

松嶋さん   誤解を恐れずに言うと、アドウェイズでは会社側から「こういうキャリアを積みなさい」と言うことは一切ありません。半期に1度、希望する部署への異動を申請できる「ジョブローテーション」という仕組みがあるんですが、これは新卒1年目から受けることができます。つまり、人事異動を行うのは社員自身なのです。

 

山崎   しかし、社員全員が「行きたい」と思う部署に集まると、人員構成に偏りが出ませんか?

 

松嶋さん もちろんです。でも、たとえばクルマに乗ろうとするとき、左のタイヤが異常に肥大したクルマは誰だって選びたくないですよね。それと同じです。偏りが出ることで業績が悪化するとわかっていたら、その社員は異動を希望しない。今いる場所で、自分が活躍できる場所を見つけることができれば、自然に組織のバランスはとれていくものなんです。  

 

山崎   なるほど。その選択自体も社員の意思に任せているのですね。

 

松嶋さん   人事考課、すなわち仕事の評価の中身も、できるだけ透明化しています。私はこれまで、数十社ものベンチャーの立ち上げに関わってきた経験がありますが、評価制度をブラックボックス化している企業はほぼ100%、生き残れません。最初は誰もがガムシャラに働いていても、そろそろ上場かというタイミングで「あいつのほうがなぜ自分より出世しているんだ」とか、「何のために働いてきたんだ」という空気が蔓延して自滅してしまうのです。そうならないために、どんな仕事をどのくらい出来れば、どう評価されるのか、いくら稼げるのかといったことをすべて開示して、各々の社員が自分自身の目標を設定できるようにしているのです。

 

出戻り5回までOK⁉ 
社員に選ばれる会社を目指す

山崎   自分の思い描いた通りのキャリアを築けるという意味で、アドウェイズは非常に魅力的な企業に見えます。

 

松嶋さん   僕もそう思います(笑)。現在、僕はアドウェイズの他にも20~25社の会社の経営に参画していますが、アドウェイズほど自由な会社はないです。「海外市場を開拓したい」とか、「インターネットの技術を極めたい」とか、本人の希望はそれぞれですが、それに見合った活躍の場が必ずあります。実際、ここで培った経験やスキルを生かして起業したり、高収入の会社に転職する人も多いです。

 

山崎   そういう人は、会社にとってはありがたくない存在なのではないですか?

 

松嶋さん   いや、むしろそれくらいの野心や計画性を持っている人でないと、アドウェイズでは活躍できないと思います。もちろん、従業員数がグローバル単位で1200人を超えた今は、ベンチャースピリッツを持った人だけでなく、ルーティーンワークに徹して既存の事業を安定化することが得意な人も必要ですし、仕事よりプライベートを重視する人の比率も高くなりましたけどね。

 

山崎   一度、退社した人が、もう一度戻ってきて再入社する、いわゆる「出戻り」もあると聞きましたが、本当ですか?

 

松嶋さん   中には2回、3回と出たり入ったりを繰り返している社員もいます。一時期、そういう風潮は良くないのではないかと思って、CEO の岡村に進言したことがあります。その結果、「じゃあ、出戻りは5回までにしよう」ということになりまして(笑)。

 

山崎   アドウェイズは、顧客に選ばれるだけでなく、社員にも選ばれる企業だと言えそうですね?

 

松嶋さん   そうですね。これからも、そういう企業であり続けることを目指していきたいと思います。

 

いかがでしたでしょうか。「ジョブローテーション」という制度があるというお話が出てきましたが、それと同様、「こんな新規事業を立ち上げたい」という提案も自由にできる雰囲気と、それを実現させる技術的な基盤が同社にはあるそうです。次々と新規事業を手掛け、成功させている謎が、今回の話で解けたような気がしました。

 

 

そして、最後にちょっとだけオフィスのご紹介を。もうお気づきの方もいると思いますが、アドウェイズさんのオフィスは、「和」で統一されているんです。床も天井も会議室のドアもぜ~んぶ「和」。かっこいいんですよ。グローバルに事業を展開されているので、海外のお客様や海外支社の方に日本らしさを感じて楽しんでほしいという思いから、「和」のイメージにこだわって設計されたそうです。

 

 

会議室につながる明るい廊下。床も天井も全て和柄で統一されています。

 

 

松嶋様にお話をうかがった会議室。この扉の向こうには、壁一面に花札が敷き詰められた、あのお座敷の異空間が…。

 

 

入口に戻ります。入ってすぐのところに、グーグル社やツイッター社とPartnerであることを示すトロフィーが並んでいます。

 

 

オフィスはビルの38F、窓からは新宿の街を一望できるんです。晴れていたので富士山も見えました。人という面だけでなく、オフィス環境も抜群の良さを誇ります。


失敗を恐れず、自由な社風で「なにこれ すげー こんなのはじめて」をグローバルに仕掛け続ける株式会社アドウェイズ。顧客からも社員からも選ばれる同社でキャリアを切り開きたいと思った人は、ぜひ説明会やイベントに参加してみてください。

 

 

《プロフィール》
株式会社アドウェイズ
HRM担当執行役員 松嶋良治(まつしま・よしはる)氏
1997年にインテリジェンスに入社後、米国価格比較サイトDealTime.com、米国NASDAQ上場企業Promotions.comなどを経て、2004年3月にアドウェイズの取締役に就任。
2005年9月に愛徳威軟件開発(上海)有限公司の董事、2008年8月にトイビィー・エンタテインメント(その後、アドウェイズ・エンタテインメントに変更)の代表取締役、2009年6月にアドウェイズブックスの代表取締役に就任(兼務)。
2011年6月に当社取締役を離任後、2012年10月にアドウェイズの採用・広報などを担当するHRM&PR担当執行役員、2015年7月よりHRM担当執行役員に就任。